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(Cross Reviews)
(Solo/Duo Reviews)


[ ※他サイト記事の引用リンクに関して ]

 [ Cajun Dance Party "The Colourful Life" ]  [ Celtic Legacy "Guardian of Eternity" ]  [ Coldplay "Viva la Vida or Death and All His Friends" ]  [ Deicide "Till Death Do Us Part" ]  [ Fleet Foxes "Fleet Foxes" ]  [ Frightened Rabbit "The Midnight Organ Fight" ]  [ Hollenthon "Opus Magnum" ]  [ Ihsahn "angL" ]  [ Islands "Arm's Way" ]  [ Judas Priest "Nostradamus" ]  [ Leviathan "Massive Conspiracy Against All Life" ]  [ LITE "Phantasia" ]  [ Minilogue "Animals" ]  [ Moonspell "Night Eternal" ]  [ The Offspring "Rise and Fall, Rage and Grace" ]  [ Opeth "Watershed" ]  [ Ophiolatry "Transmutation" ]  [ Ours "Mercy (Dancing for the Death of an Imaginary Enemy)" ]  [ Russian Circles "Station" ]  [ Scarlett Johannsson "Anywhere I Lay My Head" ]  [ Shearwater "Rook" ]  [ Subtle "ExitingARM" ]  [ Superfly "Superfly" ]  [ Ufommamut "Idolum" ]  [ Uriah Heep "Wake the Sleeper" ]  [ Weezer "Weezer (The Red Album)" ]




Cajun Dance Party
"The Colourful Life"


Wiki
04.28.2008 / XL
Average Rating:45%
Overall:4.5
平均%の算出法

1. Colourful Life
2. Race
3. Time Falls
4. Next Untouchable
5. No Joanna
6. Amylase
7. Firework
8. Buttercups
9. Hill the View and The Lights

Daniel Blumberg: vocal
Robbie Stern: guitar
Max Bloom: bass
Vicky Freund: keys
Will Vignoles: drums

Note:デビュー前から(本国メディアの猛ハイプもあって)先物買い屋間で話題騒然となっていたケイジャン・ダンス・パーティーの、数ヵ月後に皆が覚えているのはジャケだけになるかもしれないデビュー作

[ Mus!c for The Masses Annex ]
Rating:n/a

流麗なメロディに颯爽としたアレンジをまとったリードトラック"Colourful Life"を始めとして、平均をちょっと超えたレベルの曲がほとんどのため、全体的に小綺麗にまとまってしまっていて、右から左へ流れて行ってしまう線の細さが目立ち、耳をこじ開けて来るような屈強さはありません。

一つ一つのカタチや大きさはキレイに揃っているけれど、その分強烈な個性には欠け、適度に響くメロディと心地良いアレンジのコンビネーションはThe Kooksに似た雰囲気。(……全文を読む)

[ 夕焼けあんたいとるど。 ]
Rating:n/a

……身も蓋も無い言い方をすれば「青春群像劇」。かのシングル「The Next Untouchable」にしても『君は僕のことが本当に好きなのかい?』だもんな。冒頭からいきなり極めて健全な思春期の揺れ動きを描いてそれに「カラフルライフ」と臆面も無く冠してしまうあたり、もうそれだけで10代を肯定してしまいそうになるよね。いや、というよりも肯定していいんだろうな。この時期にしか書けない、また書いちゃいけない世界だもの。

 作品中随一のミニマルトラック「No Joanna」も白眉。そして作品全体において饒舌すぎるギターに負けじと情感たっぷりに歌い上げる「Buttercups」も素敵。そう、あちこちに伸びしろが、原石が転がっているのだ。初期衝動とは違う、ある種の耽美的な原石。(……全文を読む)

[ ロックの部屋 ]
Rating:n/a

音楽自体は、けして聴きやすくはないと思う。ヴォーカルは訛りがあって癖が強い。只ギターだけはやたら乾いていて、細やかでキラキラ(「THE RACE」とか)しているところがあると思えば、まろやかな音色だったりします。【ジョニー・マー】と比較される程のことはあると思う。あと要所要所で鳴っているストリングス(ヴァイオリン)がクラシカルで美しいです。「NO JOANNA」とか。この辺りがね、10代バンドとは思えない熟練度を感じてしまうのです。

影響を受けたバンドという点でも、本人達のインタヴュー記事を読んでみてみると、疎いみたいで最近【ニール・ヤング】とか【エコー&バニーメン】を聴き始めて気に入っていると書かれていました。でも似ているわけじゃない。過去のどこにも属しない、正真正銘の新世代ロックというのには納得いきます。(……全文を読む)

[ RAY's Favorites ]
Rating:n/a

……本作はこんな方にオススメ:

1.ギターはやっぱりカッティングとアルペジオだ!そこに切ないメロディーが乗って「若干でも」スミス的な音を聴かせてくれればとりあえず合格!・・・という方
2.ダンス寄りのUKロックバンド増幅状態に食傷気味で、直球のギター・ロック・バンドを渇望している人
3.元Suedeのバーナード・バトラーがプロデュースしていると聞いたらチェックせずにはいられない人
4.Clap Your Hands Say Yeahや最近のベル&セバスチャンあたりが好きな人
(……全文を読む)

Reviewer:Betty Clarke / The Guardian
Rating:★★★★/★★★★★

...Although it lasts little more than 35 minutes, there is a kaleidoscope of ideas here. Singer Danny Blumberg's angsty yelp will bring the Kooks to mind, and the band have their share of stabbing rhythms and spiteful melodies, but these songs rise above the usual indie-pop teen tantrums. The Next Untouchable is a speedy ride through sweaty-palmed yearning; the acutely observed pain of No Joanna and Time Falls make the most of the band's vivid sensitivity.(……全文を読む)

Reviewer:Rob Webb / DiS
Rating:5/10

Annoying music is bad music, regardless of origin. The Enemy, say, aren't risible because they've graduated from the Coventry school of working class hard knocks, it's purely because their music sucks balls. And the fact their singer looks like a rat. Ditto The Courteeners. Middle-class kids pretending to be oiks? Not a problem. Second-rate Libertines cast-offs talked up as "the best album since Arctic Monkeys' first"? There's the line, Fray, you've crossed it.(……全文を読む)

[ マフスのはてな ]
Rating:★★/★★★★★

 00年代も後半になってこんなバンド名を付けてくるぐらいだから、当然こちらとしてはハドーケン!+ロス・キャンペシーノス!+ポーグスみたいな、過去と現在と未来がごちゃまぜになったハイパー・アグレッシヴなバンドを想像してしまうわけだが、実際の音の方は普通に「アークティック・モンキーズ以降」なコンサバ・サウンドなのだった。(……全文を読む)

Reviewer:Justin De La Cruz / musicOMH
Rating:★★★/★★★★★

Although some interesting elements do come out in the mix at times, and although Cajun Dance Party took some time to craft their debut, not much from The Colourful Life sticks in your mind. Even after repeated listens, it sounds like a small group of solid songs surrounded by filler.(……全文を読む)

Reviewer:
Rating:0.7/10

かふーん(糞)




Celtic Legacy
"Guardian of Eternity"


Encyclopaedia Metallum
03.05.2008 / Lugga Music
Average Rating:70%
Overall:5.5
平均%の算出法

1. The Sentinel
2. Celtica
3. Afterworld
4. For Evermore
5. King of Thieves
6. Dance on Yer Grave
7. Absent Friends
8. Erinmor
9. Forgive Me
10. Guardian of Eternity

Ciaran Ennis: vocal
Dave Morrissey: guitar, keys
Keith Hendley: guitar
Dave Boylan: bass
Conor Gillen: drums, tin whistle

Note:アイルランド出身のメロディック・フォークメタル5人組、その名もセルティック・レガシーの3作目

[ Castle of Pagan ]
Rating:84

 肝心の音の方も、タメの利いた叙情ツイン・リードからケルティックな愁いが溢れ出る「THIN LIZZY meets IRON MAIDEN + メロハー少々」という実に素敵な路線で、N.W.O.B.H.M. スタイルのB級なイモ臭さが緊張感よりも安堵感の方も強く漂よわせている和み盤。 #1 "The Sentinel" の冒頭で早くも流れ出るウェットに濡れる泣きのギターからいきなりシビれるわ。

 本来ならば渋めのヘタウマ声が合いそうに思うんだけど、何故かシンガーの歌唱法は Geoff Tate タイプのハイトーンで、それによって LETHAL, POWERSURGE らかつての QUEENSRYCHE 症候群に陥った90年初頭の米産バンド群に通じる趣もアリ。(……全文を読む)

Reviewer:Tormentor Erich / Lords Of Metal
Rating:78/100

Celtic Legacy play metal that can roughly be marked somewhere between Iron Maiden and Gary Moore's 'Wild Frontier' era hard rock. The band members know what they are doing and they know how to use their instruments. The songs are played decently, often a long and good guitar solo shows up (in 'For Evermore' and 'Erinmor' for example) and the sporadic Irish intermezzos give an extra touch to the album.(……全文を読む)

Reviewer:
Rating:1.0 + 6.5 = 7.5/10

すげぇバンド名とタイトルだなこれ(笑)額にマンコマーク付けて出てくる'80年代モヒカンパンク並み。しかも中身の音も強烈にイモくて、しょっぱなから異様にクドいツインリードとヨレヨレだけど歌うとこはしっかり歌いこなすボーカルが響き渡りまくり。音作りも軽いのなんの。アフターワールドだの義賊だの墓場で盆踊りだの、なんでまたこんなジャケそんままの曲目が揃ってるのやら。でもって楽曲がまた、野暮ったくて長い(10曲で1時間近い)。'90年代の Iron Maiden と昨今のバイキング・フォーク・ペイガンメタルと'95年頃の安いメロデス(セレモニアルオアスとかの辺り)をぐちゃぐちゃに混ぜて元の味がなんだか分からなくなったというか、なんだか Elvenking のファーストを聞いたときみたいな、(戦時中のドイツでユダヤ人を匿うかの如く)こっそり隠れて愛したくなる歪んだ萌え所ばっかで固まったのが久々に出ましたな。バンド名とタイトルのインパクトにおいては、近年の例なら Health "Disco" とタメを張れるし、何より15年ぐらい前の輸入盤屋のあの幸薄そうな暗い空気を呼び戻してくれた点で、嬉しいんだけど風呂で泣きたくなりました私。三十路未満は面白さを見出すのに苦労する一方、ツボにハマる人は自分の齢食いぶりを実感させられる、凶悪作です。

Reviewer:Jeff / Metal Storm
Rating:8.0/10

Ok "Guardian Of Eternity" is not new but it's perfectly done and I really think that a lot of Heavy Metal fans who are bored by Power Metal music will have a great surprise with this release. If you're not scared by 80's music and like melodic Metal please don't miss the new Celtic Legacy this is a real success in my opinion. Highly recommended for all the fans of Queenryche and Iron Maiden, Celtic Legacy deserve to be known now, spread the word my friends.(……全文を読む)




Coldplay
"Viva la Vida or Death and All His Friends"


Wiki
Metacritic
06.12.2008 / Capitol
Average Rating:68%
Overall:6.5
平均%の算出法

1. Life in Technicolor
2. Cemeteries of London
3. Lost!
4. 42
5. Lovers in Japan / Reign of Love
6. Yes
7. Viva la Vida
8. Violet Hill
9. Strawberry Swing
10. Death and All His Friends

Chris Martin: vocal, piano
Jonny Buckland: guitar
Guy Berryman: bass
Will Champion: drums

Note:大衆性の高いベタな泣きを重視した叙情派ロック路線、アリーナ・スケールのライブ・パフォーマンスに加え、適度なメディア/ゴシップ露出もあって、世界的な人気を不動のものとしたコールドプレイの4作目

[ Another Side of MANU. ]
Rating:n/a

最近、これまでの3枚もよく聞いてるんで感じますが、徐々に荘厳さを増してきて、それがColdplay節を作っていてるけど、このまま進むとバンドらしさが薄れてくるんじゃないかなと…。
で、この新作はちょっと荘厳さに足踏みをさせて…いるようにも聞こえるけど、ストリングスの比重が高かったり、ピアノバラードでもそのまま終わらず盛り上げていったりっと、ちょっと手を入れすぎてるんじゃないかと言う感じがある。 まぁ、「X&Y」も最初は違和感があったけど、聴きこむほどに気に入ってきたから、そういう魅力を持ったバンドと言えるのかもしれない。

前作までの成功で、ほっといてもある程度の売上は記録するだろうけど、「今までのほうが良い」「ちょっと苦手」というひとも多いかもしれない。
(……全文を読む)

[ Take It Easy ]
Rating:n/a

変拍子や転調、アフリカンビートの導入、スパニッシュ、カントリー、東洋など民族的なアレンジ、ストリングスの多用、これまでトレードマークとされてきたファルセットやキャッチーなピアノのリフは大幅に抑えられており、1曲の中にバラード、ギターロック、フォークなど色々な要素が入っている曲も多い。

しかしこれだけ実験的な要素に溢れているにもかかわらず、聴いていて全くそういう気はしないほどポップでもある。より多くのリスナーにアピールしそうだ。確実にファンは更に増えるはず。

かなり凝ったアレンジにもかかわらず、全ての音がクリアに聴こえ、一つの音符それぞれに命が宿っているかのような素晴らしい躍動感がある。だから捨て曲など当然ない。(……全文を読む)

[ ゆういちの音楽研究所 ]
Rating:★★★★★

もともと、その美メロには定評のある彼らでしたが、決して派手でインパクトがあるわけではないのに、しっかりと心にしみこんでいくその美しいメロディーラインは、本作で完成された、といっていいかもしれません。前述の、i Tunes+i PodのCMソングとなっている「Viva La Vida(美しい生命)」を筆頭に、歌をしっかりと聴かせてるポップソングの本質でしっかりと勝負している彼らの姿がこのアルバムでは感じられます。

大物の貫禄が、いい意味でアルバムに反映された、彼らの最高傑作。ミュージシャンとして、人気の面でも音楽の面でも、ひとつ上の次元に到達した、といっていいかもしれません。(……全文を読む)

[ Deep Impact ]
Rating:★★★★★

生と死、希望と絶望の相反するものをテーマに据え、それをアルバム全体で循環していく。イントロとアウトローの類似、2曲を1曲の中に詰めるなど、シングル曲/楽曲単体で語られてきた彼らの静かな反抗か、アルバムとして語られることを前提に作られている。アルバム自体が大きな流れであり、また一曲なのだ。それによって、ポジティヴィティとネガティヴィティを経ることによる大きな感情の起伏と、途方も無いスケール感を擁している。そして最も生彩に響くのは情熱=生だと思っていて(クリスは生と死のどちらを受け取ってもらってもかまわないなんて言っているが)、その核となるのがタイトル曲の"Viva La Vida"。まさに美しき生命といったポジティヴィティに溢れており、なんだか生命の爆発といった感じ(ストリングス・アレンジがこれまたハマっていて◎)。他にも、リズムの高揚とヴォーカルの対比、耽美なギターが素晴らしい"Lost"、美しい風景を連想させる佳曲"Lovers In Japan/Reign Of Love"、後半が何故かシューゲイザーへと移行する"Yes"、コーラスが神々しい"Death And All His Friends"など聴き所は多数。「以前の方向性は許さなかった」という教師のようなブライアン・イーノのプロデュース・ワークが光っていると言えるだろう。(……全文を読む)

Reviewer:Ryan Dombal / Pitchfork
Rating:6.5/10

... Viva isn't a complete overhaul a la Achtung Baby or Kid A; just as they dull the sharp corners of their legendary influences musically, Coldplay offer a diluted version of the "experimental" mid-career maneuver with their fourth LP. It's a case of well-honed troubleshooting that should keep the faithful conscious enough to appreciate its subtle improvements.(……全文を読む)

Reviewer:Mr P / Tiny Mix Tapes
Rating:2.5/5

Coldplay’s all about elongation this time around, and if you couldn’t tolerate their dramatics before, Viva la Vida will do nothing for you. Don’t get me wrong; to my ears, this is the group’s strongest offering yet, but since this album is the same old naive romanticism theatrically propped on a pedestal, it’s not really saying a lot.(……全文を読む)

Reviewer:
Rating:3.3/10

ドラクロワの有名絵画にチョークでお題を殴り書きしただけ、っつー安直なジャケまんま。 Chroma Key を UK ロック風に仕立てたようなセカンド、そこから真っ直ぐにスケールアップしたサードから一転して、なんでまたこんな、昔の U2 のボツ曲集みたいな聞き応えないテキトーな中身になっちゃったのやら。例えば#3のサビとか、部分部分では、「40歳の童貞男」内でゲイの聞くヲタ音楽代表としてネタにされるぐらい、ベタでクサミのあるメロディやフレーズ(=コトバ)を繰り出してはくるんですが、なんだかそれらのパーツに一本スジが通っておらず、悪い意味で大物バンドの「この程度でいいだろ」みたいな手抜きっぷりが感じられます。根っこどころか表面上のハッタリも薄く、ほぼ同じタイミングで出た上にランニングタイムも似ていたこないだのデスキャブとは、中身の濃さで対照的。これまでの3作が密度濃かっただけに、これはかなり失望した。

Reviewer:Nick Southall / DiS
Rating:6/10

The problem is that Coldplay's stabs at radicalism just sound so very safe and familiar. Part of their predicament is the production, which, as with almost any other mainstream rock band of the last 15 or so years, processes, auto-tunes, click-tracks, compresses and otherwise bleeds almost all personality out of the entire band's sound.(……全文を読む)




Deicide
"Till Death Do Us Part"


Wiki
05.13.2008 / Earache
Average Rating:50%
Overall:4.7
平均%の算出法

1. The Beginning of the End
2. Till Death Do Us Part
3. Hate of All Hatreds
4. In the Eyes of God
5. Worthless Misery
6. Severed Ties
7. Not as Long as We Both Shall Live
8. Angel of Agony
9. Horror in the Halls of Stone
10. The End of the Beginning

Glen Benton: vocals, bass
Steve Asheim: drums
Jack Owen: guitar

Note:なんちゃってサタニストメタルの超大御所、ディーサイドの9作目

Reviewer:
Rating:3.2/10

知人がインタビューしにいったら、ドラマーが出てきてはディーサイドと何の関係も無いプロジェクトやらの与太話ばっかで埋まったとゆーとこからしてメンバーのお仕事ぶりが伝わってきますが、前作ほどにギターがピロピロしてない(つかラルフ・サントーラが素晴らしいギタリストだとか言う完成度史上主義者はメタルなんて極悪底辺音楽を聞くな)し相変わらずきったねーデスメタルやってるとこは悪くないと思います。でも、いっくら構成に気を遣おうが演奏のテンポを良くしようが、2008年の音にしてはなんだか古臭くてしょぼい(デスエンジェルやらテスタメントやらの最近の復活勢と比べるとそれが顕著)し、初期のリージョンや男の子アルバムといった傑作群と比べると42分と長すぎる、いまさら切支丹死ねと言われてもシラケまくりだわで、結局1回ザッと聞いて終わりな気が、、、。

[ Addicted To Music 〜音楽中毒者〜 ]
Rating:n/a

本作のサウンドは、邪悪なブルータル・サウンドに突如ラルフ・サントーラ(既に脱退し、オビチュアリーへ)のメロディアスかつフラッシーなリード・ギターが切れ込むサウンドは前作を周到した感じ。

ただし。本作は、楽曲自体は中期のかっちりしたスラッシーな感じよりも、よりどろどろしたムードを放ち爆走するサウンド。痙攣するようなブラストビートもかなり多用している点もスラッシーというよりもデスメタル的。グレンのヴォーカルも、より野太く邪悪な感じの太いデスヴォイスって感じで、全体的にはかなりデスメタル然とした作品に仕上がっております。(……全文を読む)

Reviewer:BardInTheForest / Encyclopaedia Metallum
Rating:35%

For some reason Ralph Santolla just doesn't capture me on this like he did on Stench either. It's got the same problem as Obituary's Xecutioners Return and seems to just be wankery and really fast random crap rather than well-written, entertaining and memorable.(……全文を読む)

Reviewer:rasputin / Sputnik
Rating:2.5/5.0

Till Death Do Us Part is not a bad album, but after The Stench of Redemption, it just felt like a bit of a let down. It’s a little brash, but I would go as far as saying it feels like the leftovers from Redemption.(……全文を読む)

[ EPISODE 666 : Dirty Rock Inferno ]
Rating:8/10

……ノトヴェイト自殺により過去の「33歳になったら自殺する」宣言を蒸し返され、おまけに前作に参加したラルフ・サントーラ(G)がクリスチャンであることを暴露されて猛烈な非難と失笑を浴びましたが、その後サントーラはOBITUARYに移籍、今作のジャケットも地味なこともあってこれはパワー・ダウンは免れないかと思っていましたが、これで落ち込むベントンではありませんでした。方向性こそブルータルな暴走サウンドに流麗なリード・ギターをぶち込む前作のスタイルをそのまま踏襲したものですが(ちなみに脱退したサントーラがゲストという形で半数以上の曲でリードを弾いています)、この一連のバッシングによる開き直りが強烈な殺気に転化されたような印象です。重厚荘厳なイントロに続く2曲目が並の出来だったのでどうなるかと思いましたが、それ以降はひたすら速さとドス黒さの塊のような音像で押しまくり、ちょっと聴きには前作と演っていることはほとんど一緒ながらも、音から伝わる邪悪さは快作であった前作をも凌いでいます。(……全文を読む)

[ おじなみ塚 ]
Rating:n/a

7曲目「Not As Long As We Both Shall Live」ちょっと明るい感じもするけどキャッチーな所もいいし聴きやすいROCKに仕上がってる感じ。歌メロもちょっとPOPな感じもあるし。
早口部分はしびれまくります!
8曲目「Angel Of Agony」この曲もまたまた凄い曲です。アレンジの素晴らしさで更にこの楽曲が
強烈なナンバーになってる。もう天才音楽家です!
9曲目「Horror In The Halls Of Stone」ここでミディアムのHEAVYな曲。
完璧にかっこいい展開に感動しまくりです。演奏も巧過ぎる!
ギターの音最高っす!ベースもデカイしボーカルは野太くカッコいい、
本物のHEAVYMETALだぁ〜!
10曲目「The End Of The Beginning」ラスト曲もインスト。インストって95%くらいの曲が
退屈なんだけど、この曲と1曲目のインストはゾクゾクワクワクです。
(……全文を読む)

[ メタルなレビュー(ただの感想) ]
Rating:81

音楽性は、サタニックで邪悪なブルータル・デス。
ほんの〜〜りブラックメタルっぽい雰囲気も感じさせるゴリゴリしたリフに、
凶悪なボーカルと爆裂ドラムが絡むというブルータル・デスメタルだ。
曲構成やリフは割りとシンプルで、ブルデスとは言え難解な感じはほとんどない。
ボーカルは、いつもどおり超重低音とギャアギャア声のミックス。

ボーカルとドラムは物凄く良いのだが、今回はギターリフに淡白なものが多い。
ドラムはメチャクチャブラストしてるのに、ギターリフのインパクトが弱いために、
なんとなく疾走感とか邪悪感が薄れてしまっている場面が多い気がする。
(……全文を読む)

Reviewer:Bobby Peru / Global Domination
Rating:6/10

This is a better album than Deicide’s previous nosedive, but it fails to deliver nonetheless despite a refreshing lyrical approach, courtesy of Glen Benton.(……全文を読む)




Fleet Foxes
"Fleet Foxes"


Wiki
Metacritic
06.03.2008 / Subpop
Average Rating:76%
Overall:7.6
平均%の算出法

1. Sun It Rises
2. White Winter Hymnal
3. Ragged Wood
4. Tiger Mountain Peasant Song
5. Quiet Houses
6. He Doesn't Know Why
7. Heard Them Stirring
8. Your Protector
9. Meadowlarks
10. Blue Ridge Mountains
11. Oliver James

Note:シアトル出身のインディポップ5人組、フリート・フォクシズのデビュー作

[ Monchicon! ]
Rating:★★★★/★★★★★

……本作は、Modest MouseやShinsとの仕事で知られるPhil Ekをプロデューサーに迎えたファースト・アルバム。トラディショナル・フォーク、カントリー、ゴスペルをベースとした繊細かつダイナミックなサウンドに、エコーをふんだんに利かせた聖歌隊風のコーラスは、Grizzly BearやMy Morning Jacketといったバンドを思わせますが、天から降ってくるようなRobinの歌声は、気が遠くなるほどのスケールの大きさを感じさせてくれます。どの曲も驚くほどクオリティが高く、中でもバンドのテーマとも言える輪唱ソング「White Winter Hymnal」は、必殺の名曲。この曲をアルバムまで出し惜しみしたことが、彼らの勝因だったと言っていいかもしれません。(……全文を読む)

Reviewer:David Harris / Tiny Mix Tapes
Rating:3.5/5

Although there is much to like about the album, it can be difficult to differentiate one song from another. There are too many mid-tempo ballads celebrating mountains and birds. After a few listens, it is difficult to recall simple tunes, just ghosts of whispered voices and sweet harmonies. Also, Pecknold’s voice smacks very similar to those of Jim James and Ben Bridwell. Although My Morning Jacket seems to have floated off to the ethers, there are some tunes here that could easily be nestled on a Band of Horses CD.(……全文を読む)

Reviewer:Stephen M. Deusner / Pitchfork
Rating:9.0/10

What follows is surprisingly full and wide ranging, almost as much as the Bruegel painting that graces the album's cover. Skye Skjelset's guitar roams wherever it pleases, while drummer Nicholas Peterson keeps the songs in check, allowing the band to move freely but not wander too far into the woods. A flute, half-submerged in the mix, adds lurking menace to the album's most intense jam, "Your Protector", and Casey Wescott's staccato piano rhythm runs through "Blue Ridge Mountains", heightening the momentum of the chorus.(……全文を読む)

Reviewer:
Rating:6.8/10

レトロに鳴り響くアコースティック中心の楽器と暖かく包み込むようなハーモニーで楽曲を組み立てた、いかにもここ3〜4年ぐらいの( My Morning Jacket が切り開いた)インディポップ的美学、俗に言う The Beach Boys エミュレーター病の黄金パターンに沿った内容ではありますが、単調ながら層の厚い曲作り(アコースティックとパーカッションと「あーあーあー」の詠唱だけで組み立てた#7みたいな異色曲も有り)、ブリューゲルの "Netherlandish Proverbs" を引用転載したジャケ、ネット社会からかけ離れたようなプリミティブな生活観が溢れる詞、そして東西海岸から中部までのアメリカ全土における牧歌的な雰囲気を11曲で網羅、といった数々の特徴もあって、このバンドは他のビーチボーイヅとは一線を引いている感が強いです。レーベルメイトの Ruby Suns と比べると手堅い部分だらけでその点で個人的には食い足りないし、ノスタルジー偏重主義且つ内向的アート感覚はほぼ暴発状態ですが、夕暮れや朝焼け時にマッチする哀愁漂うメロディの流れは終始鮮明且つ速やかで、どんな曲においても焦点ボケがないこともあって、心に余裕がないときでも落ち着いて聞けるのが素晴らしいです。先立って出た "Sun Giant EP" と1曲もカブらなかった上でこの密度はなかなか。

Reviewer:Matt Schild / Aversion
Rating:★★/★★★★★

...Wrapping up an exaggeratedly vanilla twist on the folk-roots-indie-pop hybrid of label mates Grand Archives and Band of Horses, Fleet Foxes grab elements from all over the '60s pop board: The folksy pop of Fairport Convention and Simon and Garfunkel make an appearance, as do that almost baroque attention to pop deco of late-years Beach Boys, Bacharach and a million modern-day pop acts.(……全文を読む)

Reviewer:Jim Allen / Prefix
Rating:9.0/10

The kneejerk reaction is to label Fleet Foxes as “folk rock,” but the Crosby, Stills & Nash-tinged harmonies bear just as much Beach Boys influence, and these songs' sun-dappled acoustic-guitar arpeggios owe as much to Love as to Buffalo Springfield. We're clearly dealing with a batch of hardcore music geeks who've spent time trawling eBay with the keywords “baroque pop,” but they strip it down to a front-porch format while somehow maintaining orchestral ambitions.(……全文を読む)

[ SIKEI-MUSIC ]
Rating:8.0/10

……ほとんどアカペラ状態でヴォーカル/コーラスのみで聴かせる場面も多いのですが、それだけでも十分に惹きつけられるくらいの質の良さ。特に 「White Winter Hymnal」 「He Doesn't Know Why」 「Blue Ridge Mountains」 では牧歌的な切なさが際立ってて強く涙腺を刺激されました。細部に至るまでほとんど隙の無い構築っぷり、だけど決して嫌味だったり押しつけがましくはないという絶妙なバランス。単純にポップ好きであれば誰にでも薦められそうな、普遍的な魅力の詰まった作品だと思います。(……全文を読む)

[ Grumble Monster ]
Rating:★★★★

 牧歌的なアコースティックギターに荘厳なヴォーカルが悠然と大地に響くポップマジックオーケストラ。情緒的なハーモニーと奥行き深いメロディが琴線を優しくくすぐり、ノスタルジックな想いにさせられて頬を涙が何度も濡らす。彼等の音楽を聴いていると、天から降り注ぐ光によって目の前が一気にエメラルドグリーンに染められていくかのような美しい光景が広がる。そしてその幻想からの心地よい解放。ポップな音の洪水にいつのまにか心が満たされ、潤う。バンド自身は自分達の音楽を"バロック・ハーモニック・ポップ"と称しているという。(……全文を読む)

[ 夕焼けあんたいとるど。 ]
Rating:n/a

 フリークフォーク界隈に慣れ親しんでいる方には取り立てて目新しい点は見当たらないかもしれない。しかしこの作品、普通(という表現が妥当かどうかはともかくとして)のポップ/ロックリスナーにも訴求する力を備えている点が素晴らしい。

 深い寝息の様な穏やかな音の出し入れと、過剰になりすぎない美しさ。そして何より全体を説得力のあるものへと一段階押し上げる確かなボーカル。(……全文を読む)




Frightened Rabbit
"The Midnight Organ Fight"


Wiki
Metacritic
04.29.2008 / Fat Cat
Average Rating:81%
Overall:7.2
平均%の算出法

1. Modern Leper
2. I Feel Better
3. Good Arms vs Bad Arms
4. Fast Blood
5. Old Old Fashioned
6. Twist
7. Bright Pink Bookmark
8. Head Rolls Off
9. My Backwards Walk
10. Keep Yourself Warm
11. Extrasupervery
12. Poke
13. Floating in the Forth
14. Who'd You Kill Now?

Scott Hutchison, Grant Hutchison, Billy Kennedy, and Andy Monaghan

Note:スコットランド出身のインディロック・カルテット、フライテンド・ラビットの2作目

[ box the compass ]
Rating:n/a

Fat Catの新人、スコットランド、セルカークのバンド、The Frightened Rabbit。兄弟であるスコットとグラントが2004年結成。その後、活動の拠点をグラスゴーに移した。現在はScott Hutchison(ボーカル、ギター)、Grant Hutchison(ドラムス)、Billy Kennedy(ギター時々ギーボード)、Andy Monaghanの4人編成。ベースレス。本人たちはカナダのBorn Ruffiansをすごく気に入ってるようなのだが、The Frightened Rabbitのミニマルさは、北米のLo-Fiなインディ・ロックを思わせる。また一方で、UKのスモーキーな雰囲気が漂うメランコリック・フォークでもあります。スコットの独特のヴィブラートにエモーションを感じるボーカルが忘れがたい。通算2枚目になる「Midnight Organ Fight」は、音楽メディアの評価も高い1枚。(……全文を読む)

Reviewer:Jon Burke / Lost at Sea
Rating:9.5/10

FACT: Frightened Rabbit's sophomore disc, The Midnight Organ Fight, is the catchiest collection of pop tunes released thus far in 2008.(……全文を読む)

Reviewer:Rebecca Raber / Pitchfork
Rating:8.1/10

...Midnight Organ Flight is full of rousing barnburners that flicker with soul, ballads that ache with masculine vulnerability, and Frightened Rabbit's best song yet, opener "The Modern Leper". Built on insistently downstroked guitars and drums that build from a gallop to a thundering crash, this Pixies-go-acoustic track swells with self-loathing. "Is that you in front of me/ Coming back for even more of exactly the same?/ You must be a masochist/ To love a modern leper on his last leg," sings Scott, and rarely has a song with such anthemic, air-drum-worthy fills been shot through with so much personal revulsion.(……全文を読む)

Reviewer:
Rating:8.0/10

軽やかなアコースティックと農夫系ボーカルが響き渡る出だしを聞いてその手のホンワカフォークの一派かと思ったらそこからの楽曲の盛り上がりがやけに劇的で以後派手なオーケストラヒットを交えたりなど、演奏面での聞き所が山盛り。ボーカルにしても素っ頓狂でヒネた声質ながらメロディの拾い方が素直で、ストレート且つダイナミックに展開していく楽曲と華麗にマッチしてます。何よりも(使ってる楽器の音色が古ぼけて柔和にも関わらず)バンドサウンドが力強く、インディロックの体裁を保ちながらも出している音は実にハードロック的。1分ちょいの小曲等を適度に混ぜて淀みを無くし一本の物語を見せていくような全体構成もいいし、現地の民謡風のクサい哀愁も#3を筆頭にあちこちで振り撒いたりなど、肝心の部分でしっかり個性を主張しているのも素晴らしい。 Bon Iver と共に今年の上半期過小評価バンドランキングでかなり上位に食い込みそうな地雷臭が漂いまくりですが、アート性を押し出した上で自己満足に陥らず聞かせる密度を持ったこういうのはもーちょい語られてもいいんじゃないの、って意を籠めて、ハイプかけときます。

Reviewer:Wilson McBee / Slant
Rating:★★★☆/★★★★★

At 14 songs and nearly 50 minutes, Midnight Organ Fight is a bit draining to hear all in one sitting. Its best songs, such as opener "Modern Leper" and "Keep Yourself Warm," play on one basic rhythmic and melodic combination before kicking into sonic and emotional overdrive. But Hutchison and his bandmates reward patience as well as repeated listens, and they deserve credit for unearthing a unique chunk of the Scottish heart, raised on equal parts American punk and traditional folk and bleeding beautifully.(……全文を読む)

Reviewer:David Nadelle / Tiny Mix Tapes
Rating:★★★★/★★★★★

A couple of minor objections: Some of The Midnight Organ Fight comes dangerously close to sounding like any number of roots bands you care to think of (for me, Canadian folk-rock bands like Spirit of the West or Great Big Sea). Thankfully, Frightened Rabbit rise far above the froth of these dime-a-dozen acts. So, the album is a bit Celtic-y in parts, but the band judiciously stops well short of relying on any bodhran, uilleann pipes, or “Whiskey in the Jar.”(……全文を読む)




Hollenthon
"Opus Magnum"


Wiki
Encyclopaedia Metallum
05.30.2008 / Napalm
Average Rating:78%
Overall:7.2
平均%の算出法

1. On the Wings of a Dove
2. To Fabled Lands
3. Son of Perdition
4. Ars Moriendi
5. Once We Were Kings
6. Of Splendid Worlds
7. Dying Embers
8. Misterium Babel
9. The Bazaar (cover: The Tea Party)

Martin Schirenc: vocal, guitar
Martin Arzberger: guitar
Gregor Marboe: bass
Mike Groger: drums

Note:オーストリア出身のシンフォニック・SMデスメタル・トリオ、ホレンソンの3作目

Reviewer:
Rating:8.3/10

 深そうに思えて底が浅い曲の作りは相変わらずだし、まったり聞かせること重視で全般的にわりとダラダラ進行しますが、他のシンフォニックメタルとは明らかに空気が異なる、真昼間から公園で展開されるアングラ歌劇といった趣は首尾一貫しているので、丸尾末広辺りの絵柄やサウスパーク作者の学生時代の自主制作映画なんかが好きならかなり楽しめるかと。(……全文を読む)

Reviewer:Bruce Dragonchaser / Metal Crypt
Rating:2.5/5

...There's nothing particularly egregious about Opus Magnum, but nothing noteworthy either. We have our harsh, raspy vocals, our overused synths and cod-orchestrations, our frenetic percussion, our harmonized guitars: the works. But there is no invigoration, nor any real sense of atmosphere or landscape.(……全文を読む)

Reviewer:Dr. Pete / LivingForMetal
Rating:9.5/10

...Opus Magnum is not only a candidate for the top ten of 2008, but it also solidifies the band's chances for comeback of the year as well.(……全文を読む)

Reviewer:Vassilis Karogiannis / Metal Invader
Rating:4/6

 The album moves in low and mid tempo with a few exceptions and the production is nice. In conclusion, here we have a very good release that shows us the musical level of the band, including inspired melodies, groovy rhythms and heavy guitars. Lyrics are about medieval tales and history.(……全文を読む)

Reviewer:Grauenhaft / Gothtronic
Rating:8.8/10

The songs of Hollenthon sound liked blackened mid-paced death metal with a truckload of orchestral music smoothly fitted into it all. On Opus Magnum Hollenthon still uses orchestral instruments, especially in the last track on the album ‘Misterium Babel’. Just as the first two albums, every song on this one sounds like a battle hymn.(……全文を読む)

[ ■緑川 とうせい のHP ]
Rating:8(総合)

前作同様、THERIONを思わせる荘厳なコーラスワークに、
オーケストラルなアレンジを交えつつ、よりモダンでソリッドな質感となっている。
あくまでデス声がメインながら、ときおり女性Voも加えてゴシック風に聴かせたり、
オペラティックな混声コーラスで盛り上げたりと、クラシカルな質感も垣間見せる。
ジャケ裏のメンバーたちは凶悪そうだが、こうした知的なアレンジには確信犯的な芸術センス
を感じさせる。マニアックでありながら、もっと多くのリスナーに聴かせたい、そんな作品だ。
(……全文を読む)

[ メタル好きの音楽日記 ]
Rating:n/a

デス・ボイスをメインとしていますが、女性ソプラノを取り入れたオペラティックなコーラスがシンフォニックなメロディに絡む、とても素敵なサウンドです。
曲によっては、ゴシック・メタル的なダークな雰囲気もあったり、中東をイメージさせるオリエンタルなフレーズも聴けたりと、変化に富んでいて聴き応え十分。

THERIONの3rdアルバム『Lepaca Kliffoth』に近い雰囲気を持っていますが、もう少しデス・メタルよりのサウンド。女性ソプラノやコーラスの使い方が素晴らしい。
(……全文を読む)




Ihsahn
"angL"


Wiki
Encyclopaedia Metallum
05.27.2008 / Candlelight
Average Rating:85%
Overall:7.6
平均%の算出法

1. Misanthrope
2. Scarab
3. Unhealer
4. Emancipationn
5. Malediction
6. Alchemist
7. Elevator
8. Threnody
9. Monolith

Ihsahn: vocal, guitar, synth, keys
Asgeir Mickelson: drums
Lars K. Norberg: bass

Note:ノルウェーのバンドとして世界中のブラックメタルに影響を与えたと言われる Emperor のリーダー、イーサーンのセカンド・ソロ

[ どんぞこクローラ ]
Rating:8.9/10

 ブラックのどろどろを濾過して瀟洒に作り直したアート・メタル路線は変わらず,前作の"Homecoming"の退屈さをきちんと解消できていて凄いと思う。"The Pain is Still Mine"みたいな曲ばっかだったらどうしようかと心配だったけれど,どの曲もダレることなくきちんとコンパクトにまとまってる。所々実験的なこともやってて,プログレと映画音楽とメタルいずれの要素も単なる装飾の1つとせずに混合させた曲"Alchemist"なんかはたぶんこの人ぐらいしか実現できなさそう。Mikael Akerfeldtとのデュエットもただ単に組み合わせた以上にハマっているし,アコギやソロのアクセントもばっちりだし,"Emancipation"みたいな明るい曲までそつなくこなすしちょっと何なのこの人。やっぱ音作りとか下手っぴで,サモスたんが居ないと万人向けどころか十人向けな曲も作れなさそうな不器用さだけど,その世界観にハマることができる者にとっては理想ともいえるヲタメタルでした。というわけで大変満足なわけですが,ニーチェ/ブラック・メタル由来のオペラじみた大仰さまでもが上品になっていることは残念だった。(……全文を読む)

Reviewer:Pete Pardo / SoT
Rating:★★★★☆/★★★★★

...The killer finale "Monolith" is a throwback to Prometheus and IX Equilibrium era Emperor, complete with pummeling rhythms, surging guitar work, loads of keys, and Ihsahn's demonic vocal attack, yet extremely melodic and progressive. If you like plenty of variety in your metal, this song has it all- the middle section featuring lilting guitar lines and clean vocals, is just gorgeous.(……全文を読む)

Reviewer:PILOVE / Amazon.jp
Rating:★★★★★/★★★★★

前作以上にアグレッシブでEMPERORを思わせる楽曲が多く、聴きやすくなっています。
激しさの中にも美しく切ないメロディがふんだんに盛り込まれており、非常に心に残るアルバムだと思います。
イーサーン皇太子のギター、歌唱力はやはり健在、聴く者の心を捉えて離しません。

3曲目の「Unhealer」では、ゲストにオーペスのVo.ミカエル氏が参加、Vo.を取っています。

激しさと美しさを堪能出来る、何度でも聴きたくなる素晴らしいアルバムです!
(……全文を読む)

Reviewer:TrojanWhore / Sputnik
Rating:4/5

Summary: A wonderful sophomore effort from the black metal genius. Experience a hugely innovative and experimental sound pulled off with great aplomb and skill.(……全文を読む)

Reviewer:Chad Bowar / All About
Rating:★★★★☆/★★★★★

His first solo effort was good, but Angl is even better. The songs are better and more focused, while still retaining a lot of diversity. There are still a lot of progressive elements, but Ihsahn increases the black metal quotient on this one along with sprinkling in gothic, death and traditional metal. He weaves the varied genres into a cohesive package, and the CD has excellent flow.(……全文を読む)

Reviewer:
Rating:6.7/10

アコースティックやピアノのオーケストレイション、アンビエント的な空間処理に、大見得切った展開と、益々プログレへと傾向した要素が目白押しな一方、オープニングが古い感じのメロディックブラックメタル風疾走曲だったりと、アート色の強かった前作よりもやかましさに拘っているとこが前作との違いでしょうか。持ちネタを出し惜しみすることなくあちこちでぶつけているのは相変わらずですが、全般的にどこか生き急いでいる印象を受けるのは前作で肩の力をある程度抜いてたことからの反動? 正統派メタル調の#6を筆頭に、後半に向けてテンションが高くなってってます。ニーチェやらを引用しての哲学的というよりも近所のスーパーでネギがいつもより高かったとこから物質主義を批判していき気付いたら自分と世界が離別してましたみたいなケッタイな世界観作りは不変ですが、前作と比べると若干マヌケっぽさが抜け、真面目なヲタ的になっている点は、多少賛否が割れそう、、、。古典的メロディックブラックメタルとフォーク・アンビエント調プログレのホド良いバランス感覚的には、近年の Vintersorg に近いかと。妙にこじんまりした軽い音作りといい、あくまでこの手の音楽を通ってきたヲタ向け作品ではありますが、その中では一番取っ付き易いカタチへと落とし込まれた佳作だと思います。




Islands
"Arm's Way"


Wiki
Metacritic
05.20.2008 / Rough Trade
Average Rating:72%
Overall:6.6
平均%の算出法

1. Arm
2. Pieces of You
3. J'Aime Vous Voire Quitter
4. Abominable Snow
5. Creeper
6. Kids Don't Know Shit
7. Life in Jail
8. In the Rushes
9. We Swim
10. To a Bond
11. I Feel Evil Creeping In
12. Vertigo (If It's a Crime)

Nicholas Thorburn (aka Nick T.), Aaron Harris, Patrice Agbokou, Patrick Gregoire, Alex Chow, and Sebastian Chow

Note:元 The Unicorns のニックによって結成されたケベック出身の大所帯インディポップユニット、アイランズの2作目

[ Monchicon! ]
Rating:★★★★★/★★★★★

 Nickはリリースに先立って「新作は文字通りのプログレッシヴな内容」と語っていたけれど(ジャケット、発売前から知ってたけど実際手にとって軽く絶句)、今回は前にも増して美しいシンフォニックなアレンジが中心に据えられていて重厚なサウンドになっているところが、すれすれで品を保っている理由のひとつかも(っていうか、別に下品なのも好きなんだけどね)。オーケストラ〜ポスト・ロック〜キャバレー〜デカダン〜グラム〜ディスコ、その他。まるで百面相ポップ。でも聴いててすごい笑っちゃうのが、そんな風に曲調をコロコロ変えながらも、要所要所でベタなくらい期待を裏切らないこと。ジャジャン! みたいな感じで曲が終わるのとか、ずっこける。それなのに、ラストはちょっと感動的でグッと来てしまう。私も個人的に、「あの世」的な暗さに魅かれる傾向があるので…。でもよくよく考えたら『Return to the Sea』の発展形、というか過剰に肉付けして重量を上げたのがこの『Arm's Way』と思えなくもない。だから、Islandsは変わってません。単に能ある鷹が爪を隠すのをやめたのだ。爪を隠した状態を好むインディー・ファンの方が多いかもしれないけど。(……全文を読む)

Reviewer:Wilson McBee / Slant
Rating:★★★★☆/★★★★★

Islands's latest, Arm's Way, continues the adventure in a darker and more assured mode. Images of car crashes, rabid wolves and shit-eating gnomes with human bones decorating their walls dance to an accompaniment of violin and cello runs, indie guitar riffage and pulverizing drum play. There were quiet, delicate moments on Return to the Sea; those have been largely jettisoned from Arm's Way, which thinks epic on everything from song length (with three songs longer than seven minutes and a total runtime of over an hour) to the album cover (the suburban-psychedelic montage is best understood, or misunderstood, at full resolution).(……全文を読む)

Reviewer:Joseph Hale / Tiny Mix Tapes
Rating:4/5

The trouble is, Arm’s Way is a detailed, richly-rewarding album. These are undeniably melodramatic AOR songs - but they’re nuanced in form, graced with melody, and any obvious tropes are usually subverted. Yes, it has a scene-setting song, an enormous and obvious “denouement” that Roland Orzabal is eying enviously, and lots of shout-outs to lamely shout-outy stuff - electroid dance New Romantics nonsense, that whole European dirge fad, minimalism, and so forth. All of this would seem exploitative if it weren’t so skillful and conscious. (……全文を読む)

Reviewer:
Rating:5.3/10

楽曲が全体的にストレートになりつつも、オーケストレイションやアコースティック、レトロなギターサウンド、詩人ボーカルを折り重ね、バンド名やアルバムタイトル等に即した叙情的且つダイナミックな世界観を持ったハードロックをこなしていくとこが前作との違い。プログレッシブ・インディ・ギターポップを求めるなら、方向性に若干の違いはあれ、今回も満足いくかと。ただ、12曲68分の長丁場のわりに、けっこうダラダラ緩みっぱなしで進む瞬間が多く、その辺のグダグダ感がやっぱりラフ・トレード所属のインディポップというか、音楽性のみならず思想なんかの面でも似通っている The DecemberistsDanielson と比べると密度薄く、物足りない聞き応えです。肝心のとこで情景描写への感情移入を遮る、ヘンに悪ぶった歌詞もダサいです。部分部分では'70年代のハードロックっぽい大仰さが出ていて魅力的(#1、2、7、8、10辺り)なんだけど、そこを素直にハマらせてくれない中途半端で説得力に欠けるヒネクレっぷりがまだまだ引っ掛かる。

Reviewer:Bob Ladewig / Lost at Sea
Rating:4.5/10

What's missing is the pop fun that lives all over Return To The Sea. Where are the guest rappers? Where are the calypso-infused summer tunes? Instead of creating the soundtrack to a high school suicide note, why not take the faux-deep and er dull, repetitive sounds of songs like "We Swim" and add a dash of the fun from the first album? Not only is it not fun, the second half of Arm's Way is comprised of some of the most boring music I've heard this year. In the era of cassette tapes, this album's side B would never get a listen. The decision to end the album with an eleven-minute "epic" song only adds insult to injury.(……全文を読む)

Reviewer:Rebecca Raber / Pitchfork
Rating:6.2/10

...Arm's Way, which does away with the musical levity and genre experimentations of Return to the Sea, is much darker and more conventional than its predecessor, and not, unfortunately, to its benefit.(……全文を読む)

[ 西東京日記 IN はてな ]
Rating:n/a

 前作もそうだったけど、今作もかなりのごった煮具合。カナダのバンドでUnicornsってバンドが解散後、Vo/GuのAlden Gingerをのぞいてできたバンドで、基本はカナダのインディーポップという感じではあるんだけど、曲はプログレ的にやたらに展開していくし、妙に80年代的なサウンドを聴かせたりもする。
 前作聴いた時も思ったけど、意外に似ているのはFranz Ferdinand。5曲目の"Creeper"なんかはFranz Ferdinandの曲といってもいいくらいで、それでいてイギリスで雨後のタケノコのように登場したFranz Ferdinandフォロワーなんかとは比べものにならないほどメロディ、アレンジもよく練られている。
 "Creeper"あたりを引っさげてイギリスでデビューしてたら、NME誌とかで大プッシュされたのかもしれません。
(……全文を読む)




Judas Priest
"Nostradamus"


Wiki
06.17.2008 / Epic
Average Rating:46%
Overall:3.7
平均%の算出法

Note:'70年代からしぶとく生き延び続ける老舗英国ヘヴィメタルバンド、ジューダス・プリーストの2枚組16作目は、ノストラダムスの生涯を約105分にも渡って綴った壮大な地雷作です

Part I:
1. Dawn of Creation
2. Prophecy
3. Awakening
4. Revelations
5. The Four Horseman
6. War
7. Sands of Time
8. Pestilence and Plaque
9. Death
10. Peace
11. Conquest
12. Lost Love
13. Persecution

Part II:
1. Solitude
2. Exiled
3. Alone
4. Shadows in the Flame
5. Visions
6. Hope
7. New Beginnings
8. Calm Before the Storm
9. Nostradamus
10. Future of Mankind

Rob Halford: vocals
K.K. Downing: guitar
Glenn Tipton: guitar
Ian Hill: bass
Scott Travis: drums

Reviewer:
Rating:5.1 - 1.9 - 2.2 = 1.0/10

……「なんだってー!」を始めとするページ見開きなキメ絵がまるで出てこない MMR みたいなもんです。取材シーンと解説シーンはもういいよ!(……全文を読む)

Reviewer:Metal Invader / Metal Invader
Rating:5/6

It's not easy to judge “Nostradamus” - as it doesn't follow the format of a normal "album" - not being a collection of different, unrelated songs, but it makes for an interesting and quite intense listening experience.(……全文を読む)

Reviewer:Mike / Sputnik
Rating:2/5

Though music fits Nostrodamus' concept - that being the sixteenth century prophet from whom the album takes its name - the band's inexperience in writing these types of songs is painfully obvious; Nostradamus just sounds too epic, too forced, and too overwhelming.(……全文を読む)

Reviewer:Shawn Gould / PiTRiFF
Rating:4/10

I am certain there is a fascinationg tale to be told, but more often than not it is buried inside a track that is too long, too dramatic and entirely too pompous to bother with.(……全文を読む)

Reviewer:Adrien Begrand / PopMatters
Rating:5/10

...while a good 45 minutes’ worth of Nostradamus is fully deserving of high praise, on a 100-minute double album, that’s nowhere near enough.(……全文を読む)

Reviewer:Keith Bergman / BLABBERMOUTH
Rating:5/10

Unbelievably, things go downhill on disc two. If these drums aren't programmed, I'll bet money that Scott Travis was on strict orders not to deviate from the original demos - this stiff, ham-handed playing doesn't sound anything like the man's usual attack.(……全文を読む)




Leviathan
"Massive Conspiracy Against All Life"


Encyclopaedia Metallum
03.25.2008 / Moribund
Average Rating:64%
Overall:5.5
平均%の算出法

1. Vesture Dipped in the Blood of Morning
2. Merging with Sword, Onto Them
3. Made as the Stale Wine of Wrath
4. VI-XI-VI
5. Receive the World
6. Vulgar Asceticism
7. Noisome Ash Crown

Note:サンフランシスコのヒキコモリ、ジェフ・ホワイトヘッドによる独りシンフォニック密室芸ブラックメタル、リバイアサンの3作目

[ DIES IRAE ]
Rating:89

そんなわけで今までに感じられたデプレッシヴさは薄まり、
Deathspell Omegaのようなフランス辺りのブラック色が強まった。
曲の時間も長めとなり構成もアヴァン気味になっている。
ひきこもりがギャーとかギエーとか喚いて終わるようなどうしようもない過去作も好きなのですが、
今作の妙に混沌とし、蟲毒でも作ってるかのような不気味な今作も非常にツボです。
まあ幾ら荘厳っぽい音作りをしようが、アンビエント挿入して知的っぽくしようと
結局根本的な所でやってることはほとんど同じ。
今まで食べていた腐った米国料理が腐ったフランス料理に変わったってだけだし、
相変わらずの下品な食い方も変わってないんですけどね。
自ら書いたモンスターをジャケットにして晒すという厨二病的痛さも良いですね。
何はともあれ、声以外あまり個性の無かった演奏に堂々とした禍々しさと
風格が出てきたのは非常に嬉しいことです。
(……全文を読む)

Reviewer:cinedracusio / Encyclopaedia Metallum
Rating:22%

...while this album opens its mouth to eat fiery dick from the purulent depths of entropy, hahahaaaa!
Of course, no human is qualified to comment his ass upon the suicidal feelings, music, conception etc. of the artist or musician. But a reviewer is more than qualified to bash this album, particularly in virtue of the appreciation for two particular works, namely The Tenth Sublevel Of Suicide and Tentacles Of Whorror. These two are the only albums truly worth grabbing. The Tenth Sublevel had some intriguing epic tapestries inside its bloody caves, and Tentacles Of Whorror was a damn fine and consistent collection of instant attention keepers.

On this album, which was conceived as Levi's final revelation, unless I've heard wrong, we find all these elements that Wrest got to incorporate in his music over the years. (……全文を読む)

[ THUNDER and RAIN ]
Rating:92

さて、本作を聴いて真っ先に、「これだよ、これ。こんなブラックメタルが聴きたかったんだ!。」と久し振りに頭に血が上りました。
そして、DEATHSPELL OMEGAからの影響が濃く表れていると思いました。
フランスから海を経てアメリカに渡ったんですね。

サウンドは、一言で言えば、カオス。
殆どの曲から無数に生まれた渦が、猛吹雪や砂嵐、悪夢に魘される不気味なパートとなって、溺れる私をずるると一飲みしていきます。

ヴォーカルは、全く言葉になっておらず胃腸が悪そうで、こちらまで胸焼けがし吐きそうになりました。
ワンマンブラックはドラムは殆ど打ち込みですが、DEATHSPELL OMEGAと同じく生であるところも高ポイントです。
(……全文を読む)

Reviewer:
Rating:6.6/10

プリミティブさを前面に出して激烈疾走するブラックメタルパートに、ドゥームメタル的な重々しさを挟みつつ、長尺の楽曲(7曲で62分、最短が1曲目の5分)を劇的に展開、との具合に、かつて Deathspell Omega が "Si Momentum..." で提示してきた音楽性を今回のこの人は徹底的にフォローしてます。本家デススペルが当時のアレにおいて、異様な密室アングラ感・真っ暗で底無しの広大さ・音楽としてのインパクト、といった突き抜けた孤高さを醸し出し、他を完全に圧倒していたのと比べると、リバイアサンはやっぱり「本家を必死で勉強してトレしてリスペクトしました」感が拭えず(長すぎる曲名や同人絵画みたいなジャケのみならず、ボーカルの叫びがその辺の廃屋で真夜中に絶叫状態と化してる辺りの音作りまで再現)、 Wolves in the Throne Room 同様アメリカンな開拓精神(=押し付けがましさと居直り強盗ぶり)を何もそこまで捨ててまで、、、とは思いますが、ヘヴィパートになるといかにもアメリカンメタルらしいモッシュさがしっかり垣間見れるので、その辺で一連のデススペルコピーな仏蘭西のバンドよりも聞き応えありました。

Reviewer:Adrien Begrand / PopMatters
Rating:8/10

...Multi-instrumentalist Wrest offsets his trademark tormented, misanthropic black metal arrangements with textured layering that gives the record a true sense of majesty, unleashing thrash riffs that give way to moments of ambient drone ("Receive the World"), and concocting instances of pure, primal, discordant genius ("Vulgar Aceticism"). It’s a staggering, towering piece of work.(……全文を読む)

[ (ANIMEイイ(・∀・)!)喪男日記(BLACK METALイイ!(・∀・)) ]
Rating:n/a

神経逆なでする不穏・寒々しい・陰鬱トレモロ・リフ、
スラッシーなリフ、緩急つけてドカドカ進むドラム、
グェグェ呻く・ガナル〜発狂するVo、
不気味なノイズ等が絡む。

スラッシーにザクサク進むオールドスクール展開あり、不穏展開あり、
寒々しくメロウ・陰鬱展開ありと、アルバムを通してヴァラエティ豊かなリフを聴くことができる。
不気味に進む・寒々しいリフ・展開は、最近のDeathspell Omegaをも彷彿とさせか。
(……全文を読む)




LITE
"Phantasia"


Wiki
web Rooftop: LITE('08年6月号)
05.21.2008 / DAIZAWA RECORDS
Average Rating:74%
Overall:6.8
平均%の算出法

1. Ef
2. Contra
3. Infinite Mirror
4. Shinkai
5. Black and White
6. Interlude
7. Ghost Dance
8. Solitude
9. Phantasia
10. Fade
11. Sequel to the Letter

武田信幸: guitar
楠本構造: guitar
井澤惇: bass
山本晃紀: drums

Note:下北ゾーンの最強ポストロック・カルテットと噂されているらしいライトの2作目

[ SIKEI-MUSIC ]
Rating:7.8/10

ポストロック/マスロックにカテゴライズされるバンドだと認識してるんですが、全てのパートが実に鋭く突き刺さるような音。それは単純な轟音/爆音といった類のものではなく (もちろん激しく音を拡散させる場面もありますが)、一切の無駄を削ぎ落としたソリッドで金属的、かつひどく生々しい響き。そこから繰り出すフレーズは一貫してシリアス、その中に何処となく和風なニュアンスも感じさせるという、ちょうど ZAZEN BOYS や downy をさらにコアに向かわせたような作風。流浪の侍が抜刀するかのごとく鳴らされる音と音、その隙間に生じる緊張感にビリビリ痺れさせられました。(……全文を読む)

Reviewer:西京BOY / Amazon.jp
Rating:★★★★★/★★★★★

全体的に一筋縄ではいかない、考えられた曲構成やみずみずしいリフが光る
「柔軟であり重厚」といった感じの音像だと感じた。
凄い聴きやすい!とは思わないけどそこまで敷居が高いサウンド・メイクをしてるわけでもない。
確かにコアで、じっくり聴くタイプのバンドだと思うがポップさもあると思う。
「Ghost Dance」の幻想的でミステリアスだけどシャキシャキとしたアンサンブルは気持ちのよいギャップを生んでいるし
タイトル曲の「Phantasia」はこのアルバムの中でも特にロック度が高い曲だ。
ストレートなロックチューンというよりも、ある程度ひねられたものが殆どなので
即効性には欠けるが一枚通して聴いたときのカタルシスが半端ではない。
(……全文を読む)

[ Grumble Monster ]
Rating:★★★★☆/★★★★★

 全体の構成としては海外で発売されることも視野にいれ、前半は#1、#2、#3のように殺伐としたハードコア系の楽曲で押し切って、美しいアコースティックな小インスト#6を挟み、後半は幻想的な美しさが際立つ#7やアコースティックな音色がセンチメンタリズムを生んでいる#10など心にグッとくる楽曲でまとめている。混沌の螺旋の中に埋まっていくような#4、目まぐるしい展開の連続が生む破格のダイナミズムが強烈な#9は特に衝動を覚えた楽曲で本作でも重要な位置を占めている。加えて#11ではストリングスも導入し、新鮮な一面を披露している。(……全文を読む)

Reviewer:
Rating:4.7/10

ファンタジアだの魂斗羅だのといった曲目やこのジャケで飛びつくアタシみたいな駄目人間には、実際の中身がヘンに大人しい上に生真面目すぎるインストロックなのもあって、表紙で釣られて騙されたっつか、あーなんかいかにも下北信者がうじゃうじゃ付きそーだなって(いつもの)印象が拭えません。メタルバンドみたいなリフの刻みやリズムのタイトさが、とか言われても、これだったら新作も相変わらずだった Canvas Solaris とかのほうが遥かにキレてて面白いです。こないだのラッシャンサークルズもだけど、盛り上がるまでに時間がかかっていざキメの部分でそんなにバーッとこない、まるでストーリーを意識したけど結局底が浅いまんまのエロビデオみたいなとこがなんとも。#3〜5の流れとか、パーツ単位で惹かれる瞬間も多いんで、本物志向のインストヲタが「うん、これこれ!」とゲタ履かせて盛り上がる系のブツだと捉えれば、まそこそこネタにはなるかと。

[ 何事も(怒りの以下略) ]
Rating:7.0/10

……音の鳴りや塗り重ねていくようなじわじわとした盛り上がりの旨みが増し、アルバム構成も途中でインタールードを挟んでメリハリをつけようとしていたりと、全体的に前作より明らかにパワーアップしているのが一目瞭然な内容になっています。ただ、フレーズではなく曲として聴くとあんまり差異が感じられないという前作からの弱点をまだ引きずっていることもあってか、なかなかカタルシスに結びつかない寸止め感が気になると言えば気になるところ。「ムラムラしてるのにヌケない、ヌカせてくれない、お願いヌカせて!」というおあずけ状態をくらわされているかのようで色んなところがむずがゆくなります。(……全文を読む)

[ We are up for sale -SSC出張所- ]
Rating:n/a

ギター×2、ベース、ドラムがそれぞれ美意識過剰なフレーズをミニマルに演奏し、テクニカルなキメと反復の高揚感で聴かせるという相変わらずの芸風ですが、今作は少しばかりメロディのようなものが顔を覗かせ、ミニマル・マスロック一辺倒だった前作よりもやや広がりが感じられる仕上がり。少しばかりタフになったように感じるグルーヴ感と開放的な美しさを備えたフレーズは『期待の新人』といった風情で、面白くはあるものの、まだまだ成長の途上にあるのだなといった感じ。(……全文を読む)

[ =WINTERLIGHT= ]
Rating:★★★☆

メロディ、リズム遊び、悶絶リフの各要素を完璧に織り込んだTr.1"Ef"、Tr.3"Infinite Mirror"、Tr.7"Ghost Dance"あたりは、この手のインストロック好きを確実に狂喜させる◎の完成度。叙情的に落としておいてアナタ、あないに畳み掛けられたらもう踊るしかありませんがなっ!他にもポストロック風な拡がりのある叙情世界を撒き散らすTr.4"Shinkai"にTr.10"Fade"、技巧を前面に打ち出したテクニカルな"Phantasia"での器楽の応酬まで、具体的には非のうちようが無いぐらい高い完成度を見せ付けている。あんまりにも良く出来ていて悔しいっ!☆一個下げてやるッ!てわけではないけれど、個人的にトータルでうぉおお〜!!!って巻き込んでくる昂ぶりまでは感じなかった。(……全文を読む)




Minilogue
"Animals"


Wiki
05.27.2008 / Cocoon
Average Rating:73%
Overall:6.1
平均%の算出法

Music by Marcus Henriksson and Sebastian Mullaert

Note:“スウェーデンのPsy-TranceデュオであるSon Kiteの変名ユニット、と言うよりは、最近はこちらのほうが本体かと思われるくらい活動的なMinilogueの、待望の1stアルバム” [ acid over the rainbow ]

Dance:
1. Yesterday Bells
2. Cow, Crickets and Clay
3. Hitchhiker's Choice
4. Loud
5. We All
6. 33 000 Honeybees
7. Jamaica
8. View of a Juggling Ball
9. Giant Hairy Super Monster
10. Hypnotized
11. Animals
12. In a Distance

Ambient:
1. Old Water
2. Windows
3. City Lights
4. Six Arms and One Leg
5. Swamp Op
6. In the Shade of the Sun
7. Stations I
8. Stations II
9. Stations III
10. Even the Wind Seemed in Deep Sleep
11. Europhonia
12. Feeling in Spring Beside the Dressing Table
13. Seconds (Colour & Sound)
14. Outro

[ acid over the rainbow ]
Rating:n/a

CDだとダンス・サイドとアンビエント・サイドの2枚組という大作。ダンスサイドは、ドープなベースラインと彩りのあるウワモノがからみつくプログレ(ッシヴハウス)系ミニマルで、なかなか気持ちの良い音を出している。とは言え、アルバムとしてはどうしても単調な印象は否めない。そんな中、タイトルトラックである「Animals」が頭ひとつ抜けて良い出来。
一方アンビエントサイドは、バランス良くヴァラエティに富んだ甘いチルアウト・トラックが並んでおり、これはもう夢心地のままとろけそう。もしもこのCD2が単体の作品として、Minilogueがアンビエントアルバムをリリース、とかってニュースを聞いたとしても多分進んで聴こうとは思わなかっただろうから、こうして2枚組でリリースしたことは良かったんじゃないだろうか。そんなわけで僕は2枚目をプッシュ。
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Reviewer:Joshua Meggitt / RA: Resident Advisor
Rating:4/5

Animals is firmly progressive in form and length, recalling both drum n’ bass at its most overblown and seventies progressive rock. Yet their revisionism is subtle, keeping to a strict, linear rhythmic template with frequently wonky analogue melodic flourishes, familiar from 'Elephant's Parade'. If earlier tracks hinted at a trademark sound, here it becomes firmly established, almost to the point of cliche.(……全文を読む)

[ ORAQLE ]
Rating:n/a

 このCDは、先日CDショップに行った時に衝動買いをしてしまった物で、個人的にはかなりのお気に入りになってしまったのでご紹介したいと思います。ドイツの名門レーベル“Cocoon”からリリースされたこちらの一枚。2枚組みになっており、DISC1にはミニマルなグルーヴ感漂う曲が12曲、DISC2にはチルアウトチューンが14曲という贅沢な仕様になっております。
 ミニマル、アシッド、クリックなどがノンストップで繰り広げられるDISC1の出来は本当に素晴らしいです。
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Reviewer:
Rating:6.1/10

2枚組で2時間半を超大作ですが、もう少しスキマを煮詰めた方が良かったのでは? ウネるビートとハネるリズム、煌びやかに飛び交うサンプリング中心で進むディスク1は、確かにボケて聞いてても心地良く身体に染みてくるんですが、シラフで聞いていると(メロディラインが他と比べて際立ってくるラスト2曲を除いて)単調で味気ない印象ばっか残ります。曲目をご覧の通り、ハナからそうした盛り場の BGM として割り切ってしまえば早いですが、、、。それと比べるとディスク2のほうが、いかにも北欧のミニマルヲタらしいどこか寒々とした音響実験の雨アラレで、多少マンガちっくだけれど根暗なジャケ・曲目のイメージと素直にリンクしているのもあって、取っ付き易く、じっくり聞けます。両ディスクの余計な部分(ディスク1なら#4〜9の中盤大半、ディスク2なら三部作を含む#7以降)を削って、曲配列をバランスよくして、1枚にまとめたものを、、、自分で作れってことだったりして。これまで出してきた膨大な数の音源を強引にパッチワークして無理やりなコンセプト作品に仕上げた、という微妙な焦燥感がある意味聞き所。

Reviewer:James Shahan / URB
Rating:★★★★/★★★★★

...Not only do they definitely deliver in terms of their respective “genres,” but the songs effortlessly flow into themselves- creating a rhythm that is rather pleasant. Sebastian Mullaert and Marcus Henriksson (better known as Minilogue) are simply unafraid here. Exploring two genres so unabashedly and distinctly, they manage to come up with something very new. Even though all seems surprisingly “light,” the tracks- whether from the dance or ambient discs- manage to take up spaces well beyond the first impression. (……全文を読む)




Moonspell
"Night Eternal"


Wiki
Encyclopaedia Metallum
05.19.2008 / SPV/Steamhammer
Average Rating:78%
Overall:6.9
平均%の算出法

1. At Tragic Heights
2. Night Eternal
3. Shadow Sun
4. Scorpion Flower
5. Moon in Mercury
6. Hers is the Twilight
7. Dreamer (Lucifer and Lilith)
8. Spring of Rage
9. First Light

Fernando Ribeiro: vocal
Ricardo Amorim: guitar
Pedro Paixao: keys
Miguel Gaspar: drums
Aires Pereira: bass

Note:ポルトガルのメタルバンドでは最も成功しているムーンスペルの9作目

[ へどばん。 ]
Rating:n/a

実際"Scorpion Flower"(女性ヴォーカル登場)や"Dreamless (Lucifer and Lilith)"はミドルテンポグルーヴのドゥーム寄りゴシックメタルやったけど、アルバムの大半はゴシックよりもデスラッシュ / ヘヴィーなEdge of Sanity系のメロデスに近かった。

スラッシュなリフ、容赦ないドラミング、アグレッシヴなヴォーカルと、ストイックでヘヴィーに攻めてくれます。好印象。やりすぎないシンフォニーとメロディーがこないだレヴューしたHeaven Shall Burnと傾向が同じかな。ドイツに地理的に近いってのは関係あったりするんやろか。
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Reviewer:Lykle / Gothtronic
Rating:9.9/10

Everything is perfectly balanced on Night Eternal. The artwork, the sound, Fernando's varied vocals, the mighty riffs, the lyrics, it's clear that you're listening to a top band in superior shape. Hopefully, we can enjoy Moonspell for a very long time, because the band proves to be better than ever with Night Eternal.(……全文を読む)

[ メタル好きの音楽日記 ]
Rating:n/a

いままでもダークでメロディアスなブラック・メタル・サウンドを聴かせてくれてますが、この最新作ではさらにゴシカルな雰囲気が増して、とても素晴らしいアルバムに仕上がってます。意外な方向に深化したなと、驚かされました。

曲によっては、SENTENCEDやPARADISE LOST、CHARONのような深みのある低音ボーカルでじっくり聴かせてくれたり。
今までの攻撃的な楽曲もあり、緩急自在というかバラエティに富んだ内容でありながら、統一感がないということもなく、上手く言えませんがまとまりのある作品だと思います。
これは、ブルータルで攻撃的な曲も、バックに流れるメロディがよく練られていて、とても素敵なフレーズを奏でているためかも知れません。
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Reviewer:Nhorf / Encyclopaedia Metallum
Rating:65%

Perhaps the only true difference between Memorial and Night Eternal lies in the use of keyboards. The keyboard is a rather nice instrument. If used well it can give a fantastic atmosphere to the album, but if over-used is a disease, the songs become cheesy and the other instruments lose power and punch. Well, Memorial suffered from that kind of keyboard disease, but thankfully Night Eternal does not. The production is very good too, but it doesn't give so much importance to the keyboards, since the electric guitar assumes the main role and the drums are more audible especially the bass drums.(……全文を読む)

Reviewer:Jeff / Metal Storm
Rating:9.0/10

Even if we will probably all agree on the point that "Night Eternal" is a great album, I have to regret though the lack of surprises of the release. I mean that "Night Eternal" simply follows the road of "Memorial". This is definitely not bad thing, "Memorial" is a great album and I will not whine or anything if the following next album is in the same vein but Moonspell was always a surprising and original band in the past (with good like bad tries) and I regret that this time the Portuguese have simply kept the recipe of their last release. Yes, "Night Eternal" is great and is probably one of the best releases of Moonspell but don't expect the little touch with "different things" this time , "Night Eternal" is amazing ok but not so surprising.(……全文を読む)

Reviewer:
Rating:6.3/10

いかにも欧州ゴシック的なオーケストレイション&リベイロの変態伯爵系な歌い回しによって、靄がかった森の奥から吸血鬼が住んでそうな古城が現れてくるかのようなお耽美でヲタ向けなムード作りは依然として揺らぎ無いですが、今回は前作 "Memorial" からさらにスラッシュ/パワーメタル色を強くした印象で、これまでバンドが出してきたカタログの中では1、2を争うほど速くてやかましいです。アルバムを重ねるごとに何かとムード優先でダレてくる欧州ゴスメタルが多い中で、昨今のムーンスペルは(怪作バタフライエフェクト前後であまりに進みすぎたのか)アグレッシブなメタルにこだわってるとこが違います。バラードタイプの#4と#7以外、速かろうが遅かろうが分厚い音圧の密度が一貫していて、ひょっとすると昼からでも聞けるムーンスペルのアルバムは初めてなんでは。ただ、イントロからサビまでの緊張感や盛り上げは絶品なのに、曲のクライマックスとなる部分が平坦で、あと一歩で寸止めされる弱点も相変わらずと、求道的且つ通好みな姿勢も不変です。




The Offspring
"Rise and Fall, Rage and Grace"


Wiki
06.17.2008 / Epic
Average Rating:59%
Overall:5.9
平均%の算出法

1. Half Truism
2. Trust in You
3. You're Gonna Go Far, Kid
4. Hammerhead
5. A Lot Like Me
6. Takes Me Nowhere
7. Kristy Are You Doing Okay
8. Nothingtown
9. Stuff Is Messed Up
10. Fix You
11. Lets Hear It for Rock Bottom
12. Rise And Fall

Dexter Holland: vocal, rhythm guitar
Greg K.: bass
Kevin Wasserman: lead and rhythm guitars
Pete Parada: drums

Note:カリフォルニアン・メロディック・パンクの大御所、オフスプリングの8作目

Reviewer:レベル3 / Amazon.jp
Rating:★★★★/★★★★★

少なくとも、前作よりはずっといい。スピード感もあるし、ギターのリフも聴いていて気持ちいいし、デクスターの声を聴ける事がやはり嬉しい。
ただ、他の人が書いているように新しい試みがちりばめられていて、それはそれで良いのだが、残念なのが、「その試みの第一人者になり得ていない」というところだ。どこかで聴いた事のあるメロディ、どこかで聴いた事のあるストリングス…。それは彼らにとっては新しい試みでも、現代ロックシーンでは特に新しい試みではないような気がする。
オフスプの一ファンとして、少し複雑な気持ちになる。
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[ fun fun music ]
Rating:n/a

1曲目「Half-Truism」からオフスプ節の炸裂です。
mixiのコミュニティでは賛否両論あるようですが、僕は好きです。

変化を嫌がる人、変化を好む人いろいろいると思いますが、
僕はアーティストのやりたいことや考えを踏まえ楽しむのが
本当のファンではないかと思うのです…ハイ
(……全文を読む)

Reviewer:Tyler / The Album Project
Rating:2/5

Only after having someone point it out did I realize that the closing track does sound like a blatant rip off of a Green Day song. If you can get past that part, it finishes out the album nicely with it’s catchy verses and bouncy style.(……全文を読む)

Reviewer:暇な人 / Amazon.jp
Rating:/★★★★★

コンスピラシー・オヴ・ワン以来の駄作。オフスプリングも歳には勝てないのかと思ってしまう一枚です。これを聴いてオフスプリングを知る人が不憫でなりません。スマッシュ、イクスネイ・オン・ジ・オンブレ、アメリカーナが好きな人にはとにかくお薦めできません。(……全文を読む)

Reviewer:Robby Roark (The Sludge) / Sputnik
Rating:4/5

The Offspring have done it. They made their most diverse album to date while still keeping the traditional sound that fans will enjoy. From the best single choice since The Kids Aren't Alright (Hammerhead) to the rare sentimental ballads. It's hard to stack this up to any of the previous catalog due to the album having its own identity. Rise and Fall, Rage and Grace is flawed yet it doesn't get in the way of a great listen. Let’s just hope it doesn't take another 5 years before we hear new material again.(……全文を読む)

[ zooman blog ]
Rating:n/a

……特典DVDの内容は以下の通り微妙、

1 “HAMMERHEAD” TOUR PERFORMANCE
 ”HammerHead”のライブ映像、ポケモンフラッシュもびっくりするくらい画面がチカチカします。

2 RECORDING IN MAUI
 アルバムの制作風景、字幕がない・・・

3 AMERICANA (1999 HOME VIDEO)
 コンプリート・ミュージック・ビデオ・コレクションのDVDに入っていた”Cool to Hate”のPV(ショボイ)とその他くだらない映像(ホームビデオ)。 ダースベーダーがライトセーバ片手にスケボーしたり、 コンビニを襲ったりしていました。
(……全文を読む)

Reviewer:
Rating:6.8/10

前半にアップテンポでシリアスな曲が集中し、中盤からはピアノバラードなんかも飛び出してくるのもあって、根っこはいつものカラッとしたオフスプ(詞も相変わらず地元ガーデングローブのウジウジキッズの共感を呼びそうな、中途半端やさぐれインテリ系)だけれど表面上の感触がけっこうこれまでと異なります。特に冒頭4曲ぐらいのリフの刻みやサビへ向けての流れなんて、マイケミってよりもモロに "Believe" 時の Harem Scarem っぽい。スカムみたいにテクニカルなギターソロはないけど、メロディの練り込み方や展開のクドさは10年前のバーンの表紙をあと一歩で飾りそうな(でも飾れず、巻中・巻末カラーページ行き)ほど、日本先行発売ハードロックバンド的。一方で、ピアノを前面に出して欧州ゴスロック調に仕立てた#5や、ここ数年で流行ったニューウェーブっぽさを若干取り入れた#3など、要所で時代に追いつこうとしている気合も強く感じられて、逆に昔のノリを強引に取り戻そうとして無理して明るくやってる#8とかの方が違和感あります。曲構成やコード進行がアレなもんでグリーンデイからいずれ何か言われそうな#10や#12を含む後半が弱いけれど、アルバム中盤までの面白さは初期の名作 "Ignition" 辺りにそれなりに近いし、少なくともここ何作かの停滞ぶりと比べたら遥かにいい。

[ log-0 ]
Rating:n/a

……アルバム全体を通して聴くと、かなり面白いことになっていることに気がついた。「Half-Turism」や「Trust In You」等出だしの数曲はオフスプ節全開で「彼ららしい、いつものサウンド」というイメージが浮かぶが、途中からピアノ等のサウンドをふんだんに取り入れた曲も登場してくるからだ。「A Lot Like Me」がまさにそれである。イントロの時点で思わず耳を疑ったが、それと同時にとても興味深いとも感じた。また「Kristy, Are You Doing Okay?」ではアコースティックのギターがメインとなっていて、いつものオフスプ節と比べればかなり軽やかな印象も受ける。しかしこの曲中で歌われている内容は、サウンドと同様軽いものではないのだが。
サウンドが明るいから歌詞も明るいのかと問われれば、全てにそれが当てはまるわけではない。特にオフスプにおいては、歌詞も注目すべき要素である。(……全文を読む)

Reviewer:Chris Fallon / AbsolutePunk
Rating:67%

The album has nothing inherently wrong about it. Plain and simple, it's a predictable record that has nothing fresh to give its audience. After a five year period of no new material, it's nice to hear from an old friend but eventually, you realize that not a whole lot has truly changed and it's clear why you forget about them over time in the first place.(……全文を読む)




Opeth
"Watershed"


Wiki
06.03.2008 / Roadrunner
Average Rating:62%
Overall:6.2
平均%の算出法

1. Coil
2. Heir Apparent
3. The Lotus Eater
4. Burden
5. Porcelain Heart
6. Hessian Peel
7. Hex Omega

Mikael Akerfeldt: vocal, guitar
Fredrik Akesson: guitar
Martin Mendez: bass
Martin Axenrot: drums
Per Wiberg: keyboards

Note:評論家の大絶賛と実質的な売り上げがなかなか一致しない北欧ツウ好みプログレデス5人組、オーペスの9作目

Reviewer:
Rating:5.8/10

……1回聞く分にはそれなりにインパクトありますし、多分これリリース直後はあちこちで気持ちの悪い絶賛だらけになるの確実なんですが、その分飽きられるのもすっげー早そう。予定調和や穴埋め模範解答レベルだもんこれ。少なくとも、まあブラックウォーターパークからオーペスに入って後追いで過去のにハマったアホインチキ野郎のあたしが言っても説得力ないですが、 "My Arms, Your Hearse" 辺りの北欧どん底妖怪世界に萌え狂った人には、それなりに聞けるけどさあこれ大絶賛はどーよ?ってなると思うよ。歌詞世界が妙に哲学的・内面的になって(でも出目がデスメタルなんで底がスッカラカン)、暗い湖や真っ暗な森をジャケに写さなくなった辺りから、オーペスはヌルくなった、って知人が言ってましたが、マジそー思う。(……全文を読む)

Reviewer:Chris Akin / PiTRiFF
Rating:6/10

Musically, which is the crux of Opeth's reputation, they provide you exactly what you would want to hear.(……全文を読む)

Reviewer:Ian Woods / Decoy
Rating:★★★★/★★★★★

If I have one complaint about Watershed it is that some of the riffs, such as at 6:10 in “Porcelain Heart”, are lifted directly from older Opeth songs. I am all for riff recycling when it is a concept album and the riff is meant to evoke a certain feeling or to tie parts of the disc together, however that is not the case on Watershed. There are other songs with minor self-plagiarism problems, however considering those sections came from previous Opeth songs, it’s not that big of a deal, and in the scope of things, a trifling complaint.(……全文を読む)

[ 杜塚秋人の静かな生活 〜 Stasis Blue,Kismet White ]
Rating:6/10

……前作「Ghost Reveries」で見られた70年代ロックへの傾倒を更に深め、フォーク・プログレッシヴロックの要素を完全に自らのものとしつつ、場面によってはブルーズやファンクの要素も巧みに取り込んでいる。ヴォーカルは咆哮よりも柔らかい歌をメインに据え、複雑に入り組んで展開するバンドサウンドもどこか暖かみを感じられるものになっていて……と、そんな具合でたいへん滋味のある音になってはいるんだけれども、肌を刺すような冷気や圧倒的だった殺気がごっそり抜けてしまっていて、聴いていて引き込まれない。フォーキーな色合いが前面に出ているためかグルーヴ感も薄れていて(ドラムが変わってしまったのもかなり痛い)、それが結果として楽曲に冗長な印象を与えてしまっているとも思う。アートメタルっぽい面を強調した作風を選んでいるが、攻撃性が大幅に引っ込んだせいでかえって底の浅さが浮き彫りになってしまっているような、そういう感じで、聴いていてこれは厳しいなあ……と思ってしまったのでした。(……全文を読む)

[ experimusic ]
Rating:5.5/10

Many critics will probably cop out and blame the drop in quality on the departure of guitarist, Peter Lindgren, but that's just laziness. Mikael Akerfeldt is the main songwriter and he shows he hasn't lost anything on the album's second half. Maybe the near-perfection of Ghost Reveries set a standard that was too intimidating. Or perhaps writing songs between the nearly 200 performances of the tour are what resulted in the rushed feel of the album's first half. Critical analysis aside, Watershed is quite simply an album with half good tracks and half bad tracks.(……全文を読む)

Reviewer:Metalstrm / Prog Archives
Rating:★★★/★★★★★

I can't say I wasn't disappointed. I am very disappointed. At the same time, this was not a complete waste of time. Being an avid Opeth fan, I can say that it is definitely better than most other releases you get in the mainstream market, but unfortunately I feel the band is taking a step in the wrong direction. Call it experimentation if you will, but it seems that most of the songs had a few extra minutes to them that were chopped down during the recording phase.(……全文を読む)

[ 気ままにれびゅー ]
Rating:7/10

一番感じたのは、メロディや曲の雰囲気の変化です。今までのメロディや雰囲気は北欧の冷たさが身にしみて鬱になるようなものだったのが、今回は冷たさは感じず、どこか芸術性や壮大な世界を作ろうとしている気がします。これがいろんなところで言われてる70'プログレの色が濃くなったってことなのかな。
けれどやはり雰囲気は違っても、メロディは耳に残るものばかりですし、一曲の時間が8分以上あっても飽きさせない構成もすごいと思います。
ただ寒い雨の日Opethを聞きながら歩いて一人鬱になるのが好きだった身としては、そのようなことが出来なくなった感じがしてちょっと残念でした。。
(……全文を読む)

Reviewer:Cosmo Lee / Pitchfork
Rating:7.5/10

Watershed is an intriguing exercise in discontinuity. Unlike Orchid, which was jagged because the band didn't know how to do otherwise, Watershed finds Opeth willfully flying their freak flag. An acoustic intro with pleasant male/female singing leads straight into barreling death metal. A piano wanders into "Hessian Peel" apropos of nothing. "Burden" has an acoustic outro in which one guitarist detunes the other's pegs. It's delightfully horrible-sounding; such goofiness is refreshing for a band that's almost offensively virtuosic.(……全文を読む)

[ THUNDER and RAIN ]
Rating:64

ラウドパーク07で遂にその勇姿を見せ、本作リリース前に日本で念願のヘッドライナーツアーが決まったことは、最近のメタルシーンに記憶に無いほど異例なことで期待の大きさが窺えます。

その盛り上がりの中噂を聞きつけて初めてOPETHサウンドに触れたヘッドバンガーの中には、数回聴いただけでCDラックの肥やしにしてしまった人が実は結構いるかもしれません。

と私がそう思うのは、ますます繊細さに磨きが掛かってはいるけれど、2作続けて同じ路線なうえにデス色が薄くなったので、良いような悪いような・・・微妙な按配で、思い切ってヘッドバンギングできないからです。(……全文を読む)